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粉瘤

粉瘤(ふんりゅう)の症状と原因

粉瘤は皮膚の下に「嚢胞(のうほう)」と呼ばれる袋状のものができ、その中に古い角質や皮脂、細胞がたまる状態です。
正確な発生メカニズムは不明です。毛根や皮膚が傷ついたり毛穴がふさがれることにより表皮細胞が皮膚内にたまり、嚢胞が形成されると考えられています。
粉瘤は顔や首、背中などに発症しやすいです。内容物が蓄積して数センチから数十センチにまでなったり、悪臭を伴ったりすることもあります。
ニキビと似ていますが、皮脂や角質が嚢胞内に蓄積することで発症する粉瘤は、細菌増殖や炎症によるニキビとは異なる別の疾患です。

粉瘤(ふんりゅう)の症状と原因

粉瘤を放置するリスク

粉瘤を放置するリスクは以下のとおりです。

  • 腫瘤の増大による美容的問題
  • 炎症・感染のリスク
  • 破裂による二次感染
  • 治療の長期化

粉瘤は袋に内包物がたまっていくため、放っておくとどんどん大きくなります。
刺激によって袋が破れると内包物が染み出て悪臭を発したり、細菌感染を起こすと赤みや痛み、腫れが生じます。
粉瘤は小さいうちなら特殊な器具で簡単に除去が可能です。大きくなると手術で切開する必要が出てくるため、治療に時間がかかります。

粉瘤を早期治療するメリット

最小限の切開で済む
早期治療では、特殊な医療器具を用いた「くり抜き法」により、最小限の切開で粉瘤を除去できます。この方法では切開が小さいため、傷跡も目立ちにくいです。
放置すると粉瘤が重症化し、切開法による大きな切開が必要になる場合があります。
手術時間の短縮
くり抜き法は切開法に比べて手術時間が短く、5〜20分程度です。放置して切開法が必要になると、手術時間が長くなります。
傷跡が目立ちにくい
小さな穴を開けるだけなので、傷跡が目立ちにくく、1週間程度で気にならなくなることが多いです。切開法は切開範囲が広くなるため、傷跡が残ることがあります。
回復期間の短縮
切開が少ないため回復も早いです。

以上のことから、粉瘤は早期治療が推奨されています。

形成外科と美容外科のクリニック池袋の粉瘤治療が選ばれている理由

当クリニックでは患者様に最適な粉瘤治療を提供するために、特に注目すべき3つの特徴と充実の治療体制を整えています。
これらが多くの患者様から高い評価をいただいている理由です。以下でそれぞれについて詳しく解説します。

3つの特徴

  • 池袋駅徒歩1分の好アクセス

    当クリニックは池袋駅から徒歩1分という便利な立地にあり、通院しやすい環境を提供しています。
    手術後はすぐに帰宅できるため、体を休めやすい点も大きな魅力です。

    池袋駅徒歩1分の好アクセス
  • 形成外科専門医による手術

    当院で粉瘤の手術を行うのは、形成外科の専門医です。
    形成外科は粉瘤などの腫瘍摘出に特化しており、袋を完全に除去する高度な技術と知識を持っています。
    美容外科や皮膚科では主に見た目の改善を目的としているため、再発リスクを抑えるための袋の完全除去が難しいことがあります。
    形成外科専門医による手術なら、再発リスクを抑えた効果的な治療が可能です。

    形成外科専門医による手術
  • 保険適用で安心の費用

    当院は眼瞼挙筋前転法で治療を行います。
    眼瞼挙筋前転法は、眼瞼挙筋をしっかり固定することでまぶたを開きやすくする方法です。
    当院の手術は単純に留め直すだけではなく、眼瞼挙筋腱膜を周囲の組織から丁寧に剥離し、上眼瞼挙筋の動きをスムーズにします。この手術により開瞼した状態が美しく整うだけでなく、まぶたの動きもスムーズに改善されます。

    保険適用で安心の費用

充実の治療体制

  • 日帰り手術に対応

    当院は日帰り手術が可能です。
    ほかのクリニックでは待つ時間が長く、無駄な時間を過ごした方も多いと思います。当院では、WEB予約・問診で待ち時間が短くスムーズな治療が可能です。

    日帰り手術に対応
  • 丁寧な診察

    当院は医師が丁寧に診察を行います。
    カウンセリングで説明がわかりづらい、時間が短く疑問や不安を相談できなかったという経験をしたことがある方もいます。
    当院では、疑問や不安なことも安心してご相談ください。検査が必要な場合も、その内容や目的について丁寧な説明を心がけております。

    丁寧な診察
  • 術後のアフターケア

    粉瘤を取り除いた後は痛みや内出血などの副作用が現れます。術後の過ごし方によっては症状が悪化することもあり、配慮することが大切です。
    当院では、術後のケアの方法や術後の過ごし方についてもしっかりと説明します。

    術後のアフターケア

粉瘤の治療方法と費用

粉瘤の治療はくり抜き法で行います。
くり抜き法は小さな切開で粉瘤を除去する方法です。
粉瘤が大きい場合や複雑な場合には切開法で対応し、再発リスクを抑えるために袋も完全に除去します。
治療費用は粉瘤の大きさや位置、患者の自己負担割合によって異なります。

くりぬき法による切開
※露出部は半袖・半ズボンで隠れない部分(首から上、肘から先、膝から下)です。
発症部位 サイズ 費用(保険診療1~3割負担)
露出部 2cm未満 約2,000円~6,000円
2~4cm未満 約4,000円~12,000円
4cm以上 約5,000円~16,000円
非露出部 3cm未満 約1,500円~5,000円
3~6cm未満 約3,500円~11,000円
6~12cm未満 約4,500円~14,000円
12cm以上 約8,000円~25,000円

実際の費用は医療機関や状況により異なります。治療を検討する際は、事前に医療機関へご相談ください。

粉瘤の手術の流れ

粉瘤の手術の流れは以下のとおりです。

  • 術前診察

    Step 01術前診察

    術前診察では、粉瘤の大きさや症状を確認し、最適な治療法を判断します。
    基本的にはくり抜き法で治療しますが、適応できない場合は切開法などで対応します。

  • 局所麻酔

    Step 02局所麻酔

    粉瘤の周辺に局所麻酔を行います。

  • 切除手術

    Step 03切除手術

    医療器具やメスで小さな穴を開け、内包物を絞り出し、袋状の組織を摘出します。
    切開法の場合はメスで切開したあと、内包物を取り除き、粉瘤を摘出します。

  • 抜糸不要の縫合

    Step 04抜糸不要の縫合

    止血したあと、切開した傷の縫合をします。

粉瘤治療に関するよくある質問

手術時間はどのくらいですか?

小さな粉瘤であれば5分程度、大きいものでも30分程度で終了します。

痛みはありますか?

局所麻酔を行うため、手術中の痛みはほぼありません。

傷跡は目立ちますか?

形成外科専門医が施術するため、最小限の切開で済み、傷跡は目立ちにくいです。

回復期間の目安はどのくらいですか?

通常の生活は翌日から可能です。ただし、入浴できるのは翌日から、運動は約1週間後からです。
期間を守らないと腫れが悪化したり回復期間が伸びたりすることもあります。
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